【やり抜く人の9つの習慣】5/9 努力は裏切らない!
今回の本
今日は、社会心理学者であり、コロンビア大学モチベーション・サイエンス・センター副所長。さらには、コロンビア大学で博士号を取得している、モチベーションと目標達成の分野の第一人者、ハイディ・グラント・ハルバーソンさん、が書かれた、「やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学」を9回にわたって解説していきます。
この本は、これまでの多くの心理学の調査によって分かった、仕事や私生活で目標を達成した、成功 者と呼ばれる人に、共通する思考や行動をまとめて紹介しています。
1.結論
・能力は伸ばすことができると考える
・興味を持つことが活力を高める
2.能力は伸ばすことができると考える
あなたは、知性や性格、身体能力は生まれつき決まっていると思いますか?思いませんか?どちらの考え方をしているかによって、目標の立て方に違いが出てしまい、目標達成する確率が変わってしまいます。
【例】
・決まっていると思っている人
努力しても意味がない!
→今の自分のできる範囲での目標を
立ててしまう
→目標がすでにある自分の能力を証
明する目標になってしまう
・決まっていないと思っている人
努力は裏切らない!
→今の自分以上の目標を立てる
→自分の未知の能力を引き出す目標
になる
このように、能力は努力次第でなんとかなる!と思っている人の方が、高い目標を掲げることができます。そう思えば、人生はどれだけ自由でエキサイティングなものになるでしょうか。多くの研究でも、「能力は生まれつき決まっているもので、変えることはできない」という考えは間違っていることが証明されています。
3.興味を持つことが活力を高める
学生の頃に孔子の「これを知る者はこれを好む者に如(し)かず。これを好む者はこれを楽しむ者に如(し)かず。」という古文を習いませんでしたか?意味は「知りたいと思う人より、好きだと思う人、それより楽しいと思っている人が一番学ぶことができる」です。これと同じような効果が、興味を持つことでも発揮されることが、研究によって証明されています。
どんなにつまらないことでも、なんでこうなるのか?どうして?など疑問を持って、無理にでも興味を持ち、価値あることだと信じることが、成功へのモチベーションを向上させることができます。
・参考文献
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