【やり抜く人の9つの習慣】4/9 ネガティブに! 【2020年版】
今回の本
今日は、社会心理学者であり、コロンビア大学モチベーション・サイエンス・センター副所長。さらには、コロンビア大学で博士号を取得している、モチベーションと目標達成の分野の第一人者、ハイディ・グラント・ハルバーソンさん、が書かれた「やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学」を9回にわたって解説していきます。
この本は、これまでの多くの心理学の調査によって分かった、仕事や私生活で目標を達成した、成功者と呼ばれる人に、共通する思考や行動をまとめて紹介しています。
1.結論
・目標に対してポジティブになりすぎない
・目標達成が簡単でないことを意識する
2.目標に対してポジティブになりすぎない
まず、どんな目標でも達成することは難しいことです。それに対して、「俺はできるぞ!」「私は能力を持っているんだ!」と考えるのは、モチベーションを上げるのには効果的ですが、目標を達成するという点では、あまり良くないそうです。
目標に対してポジティブになりすぎてしまうと、達成まで、どのような行動をすればいいのか考えなくなってしまい、達成できなくなってしまうかもしれません。
なので、自己啓発書が言っている、「やれると思へばできるぞーー!!」は、信じすぎると逆効果になってしまいます。
3.目標達成が簡単でないことを意識する
目標を達成する上で壁につき当たったして、非現実的な楽観主義者(自分の望むことしか起こらないと思っている人)と成功するのは大変だと思っている人では、結果に大きく差が出ます。
【例】
・非現実的な楽観主義者
壁につき当たった
→まぁこのままやれば大丈夫だろ!
→結果的に体重がたいへんだとおと
思っている人より落ちない
・成功するのは大変だと思っている人
壁につき当たった
→何がいけないのか、何を改善すれ
ばいいのか
→結果的に体重が非現実的な楽観主
義者より体重が落ちる
つまり、目標を達成することは大変だと思うことで、自分の都合の悪い壁を見つけることができ、それを乗り越えるために考えることができます。
なので、目標に対するときは、ポジティブ寄りのネガティブが一番成功することができるのかもしれません。
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