【やり抜く人の9つの習慣】3/9 フィードバックについて!
今回の本
今日は、社会心理学者であり、コロンビア大学モチベーション・サイエンス・センター副所長。さらには、コロンビア大学で博士号を取得している、モチベーションと目標達成の分野の第一人者、ハイディ・グラント・ハルバーソンさん、が書かれた、「やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学」を9回にわたって解説していきます。
この本は、これまでの多くの心理学の調査によって分かった、仕事や私生活で目標を達成した、成功者と呼ばれる人に、共通する思考や行動をまとめて紹介しています。
1.結論
・フィードバックをする
・目標までの距離に対しての考え方を変える
2.フィードバックをする
まず、ここでいうフィードバックとは、目標までどのぐらいの距離があるかを確認することです。フィードバックをすることで、目標までの距離を把握して、これから自分がやらなければいけない事と、やる必要がないことを、再確認することができます。
【例】
*定期考査の勉強を2週間前から行うとき
・フィードバックをしないと...
→テスト範囲のうちどれだけ勉強し終わ
っているのか分からなく、最初に勉強
したものは完璧で高得点を取ることが
できたが、後の方に勉強したものはあ
まり勉強することが出来なかったため
に高得点を取ることが出来なかった。
3.目標までの距離に対しての考え方を変える
フィードバックの他にもモチベーションを高める方法があります。それは、目標に対しての考え方を変えることです。目標に対しての考え方は二つあり、これまで思考、これから思考というものがあります。
【説明】
・これまで思考
仕事が半分終わったときに...
「よし!半分終わった」と思う思考
・これから思考
仕事が半分終わったときに...
「あと、半分ある」と思う思考
どちらも大切な思考ですが、これまで思考が強くなってしまうと、「俺はこんなにやったんだー!」と、達成感を得てしまい、そこから前に進むモチベーションが下がってしまいます。
なので、これまで思考よりも、これから思考を少し多く使うことが大切です!